fio
ページ作成日 2024/10/19
Linuxおよび他のOSで使用できる高機能なI/Oベンチマークツール。
ディスクやストレージシステムのパフォーマンスを評価するために使用される。
特に、以下の数値の計測で使われる。
- IOPS(Input/Output Operations Per Second)
- スループット(Throughput)
- レイテンシ(遅延)
fio は多様なI/Oパターンや負荷条件をシミュレーションでき、仮想マシン、サーバー、ストレージデバイスのパフォーマンステストに非常に有効なツール。
環境設定
特に必要ありません。
Make it by yourself!
まずは、自分のホームディレクトリにtgzパッケージを落とし、アーカイブを展開します。
$ cd ~/Downloads $ wget https://github.com/axboe/fio/archive/refs/tags/fio-3.38.tar.gz
アーカイブを展開します。
$ tar -zxvf fio-3.38.tar.gz
configureして、makeします。
$ cd fio-fio-3.38 $ configure --prefix=/usr $ make
パッケージ作成用に、/tmpにインストールします。
$ sudo make install DESTDIR=/tmp/fio-3.38
パッケージを作成します。
$ cd /tmp/fio-3.38 $ sudo makepkg --linkadd y --chown y ../fio-3.38-x86_64-1.txz
あとは、このパッケージのパーミッションを755に変更して、パッケージをインストールすればOK♪
$ cd .. $ sudo chmod 755 fio-3.38-x86_64-1.txz $ sudo installpkg fio-3.38-x86_64-1.txz