Slackwareのディレクトリ構成
ページ作成日 2001/10/25
ページ更新日 2020/3/29
Slackwareは、FHSに基づいてコンパイルされています。
FHSの最新バージョンは、3.0で、LSBはFHSに準拠しています。
| ディレクトリ | 何が入っているのか? |
|---|---|
| /bin | ユーザーが使う基本的なプログラムがここに入っています。コマンドシェルやlsといったものです。 |
| /boot | lilo(linux loader)ブート関係のファイル |
| /dev | blockデバイスとキャラクタデバイス・ファイル |
| /etc | コンフィグレーション及びシステム初期化のファイル |
| /home | root以外のユーザーのホームディレクトリ |
| /lib | (Cライブラリのような)必要不可欠なライブラリ群とカーネルモジュール |
| /mnt | マウントポイント |
| /media | DVD-ROMなどのリムーバブル媒体のマウントポイント |
| /opt | オプションソフトウェアパッケージ。Slackwareはkdeについてはこのディレクトリにインストールする。 |
| /proc | カーネル・インターアクションのためのprocファイルシステムのマウントポイント |
| /root | rootのホームディレクトリ |
| /run | 実行時の可変データ |
| /sbin | システム・バイナリ。root権限で起動される、もしくはブート時に起動されるプログラム群 |
| /srv | システムよって提供された(served)、サイト固有のデータ |
| /tmp | 一時ファイルディレクトリ。全てのユーザーはこのディレクトリに対して読み込みと書き込み権限を持つ。 |
| /usr | Unix System Resourcesの略で、全てのユーザーに提供されるユーティリティとアプリケーションを格納する。 |
| /var | システムログ・ファイル、ロックファイル、メールスプール、プリンタスプール |