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KDE

X Window設定

ページ作成日 2016/5/10

X Windowの設定の基本

以前は、設定ファイルである/etc/X11/xorg.confを編集してましたが、現在は推奨される設定方法が異なります。
CHANGES_AND_HINTS.TXTに記載があります。

現在では、/etc/X11/xorg.confをデフォルトで使いません。
もちろん、xorg.confを編集しても有効に設定されます。

現在のお作法としては、/usr/share/X11/xorg.conf.dにある設定の変更が必要な箇所だけ抜き出した.confファイルを/etc/X11/xorg.conf.dにコピーして、それを編集し反映させます。

.confのファイル名上書きする設定内容
10-amdgpu.confAMDのRADEON系のグラフィックボードを使うための設定ファイル。
10-evdev.confevdevドライバを使う全ての入力機器のための包括的なファイル。専用のドライバが無い場合には、殆どの機器がこのドライバが動く。
10-quirks.conf変な動作をすることで知られているデバイスのための特殊設定ファイル。
50-synaptics.conf10-evdev.confを上書きするファイルで、全てのタッチパッドのシナプスドライバ。
50-vmmouse.conf10-evdev.confを上書きするファイルで、vmmouseのドライバ。
50-wacom.conf10-evdev.confを上書きするファイルで、ワコムタブレット用のワコムドライバ。
90-keyboard-layout-evdev.conf (※)キーボードのレイアウトを変えるためのファイル。

※ 90-keyboard-layout.confは、2017年1月18日のUpdateで、90-keyboard-layout-evdev.confにリネームされました。

日本語キーボードの設定

インストール時に、日本語キーボードを設定しましたが、X Windowのキーボードはそれを共有しないので、別途設定する必要があります。
/usr/share/X11/xorg.conf.d/90-keybord-layout.confを、/etc/X11/xorg.conf.dへコピーして、キーボードを106jpへと変更して、上書き設定させます。


$ su
パスワード:

# cp /usr/share/X11/xorg.conf.d/90-keybord-layout.conf /etc/X11/xorg.conf.d/
# vi /etc/X11/xorg.conf.d/90-keybord-layout.conf

90-keybord-layout.confの以下の箇所を書き換えます。


Section "InputClass"
        Identifier "keyboard-all"
        MatchIsKeyboard "on"
        MatchDevicePath "/dev/input/event*"
        Driver "evdev"
        Option "XkbLayout" "jp" <- jpにする
        Option "XkbModel" "jp106" <- この行を追加する
        #Option "XkbVariant" ""
        Option "XkbOptions" "terminate:ctrl_alt_bksp"
EndSection

入力メソッドの有効化

Slackwareでは、デフォルトの日本語入力環境としてSCIMが収録されています。
これを以下の方法で有効化します。


# chmod +x /etc/profile.d/scim.*

これで、システムの起動時に、SCIMがプロセスとして一緒に起動します。

変換エンジンの入れ替え

Slackwareでは、変換エンジンとしてAnthyの最後のリリース9100hがデフォルトで入っています。
しかし、変換効率が悪いため、G-HALさんがリリースしたパッチを当てたこのバージョンへと入れ換える事をお勧めします。
日本語変換が相当に改善され、Google日本語入力も顔負けの変換エンジンへと変わります。